【感想】Mitski Japan tour 2019 梅田 Shangri-La
こんにちは!
先日、約2年ぶりとなるミツキのジャパンツアー、その大阪公演へ行ってきました!
終始圧倒されっぱなし。
気づいたらステージが終わってしまったので、記憶が多少曖昧ですが…
出来るだけ詳細に書いていこうと思いますので、行けなかった方にも空気感をお届けできたら(^^)
まずセットリストから
- Remember My Name
- I Don’t Smoke
- Washing Machine Heart
- First Love / Late Spring
- Francis Forever
- Me and My Husband
- Dan the Dancer
- Once More to See You
- A Pearl
- Thursday Girl
- I Will
- Townie
- Nobody
- I Bet on Losing Dogs
- I Want You
- Your Best American Girl
- Why Didn’t You Stop Me?
- Geyser
- Happy
- Come into the Water
- Drunk Walk Home
- My Body’s Made of Crushed Little Stars
- Two Slow Dancers (アンコール)
- Goodbye, My Danish Sweetheart (アンコール)
アンコールを含め24曲
約2時間ほどのステージでした。
19:00の開演よりほんの少し時間をおして、照明が落ちるとバンドメンバーが登場。
ギター、ドラム、ベース、キーボードの構成。
間を開けずにMitskiも登場する。
ワイシャツを腕まくりし、膝上丈の黒いスカート、膝サポーター。
という今期おなじみの衣装。
初めてMitskiを生で見たけど、思っていたより小柄!
Mitskiが腕を後ろに組み、”Remember My Name”のギターリフからライブがスタート。
自分への返しの音が小さかったのか、PAに音量を上げるようにジェスチャーする。
この仕草がとてもかわいい…
Mitskiお得意の機械的な手の動きで、マイクにツンツンと指をさし、”上に上に”と小さく指で合図する。
同様にギタリストを指さし、ツンツンと上に合図する。
説明がヘタだけど、この仕草がとてもかわいかった。
つづく”I Don’t Smoke”をしっとり歌い上げ、”Washing Machine Heart”で観客の体が揺れ音に乗る。
確かこの曲の後にMC。
『昔、大阪に住んでいたけど、ここ最近10年ほどは海外での生活だったから、日本語がどんどん劣化していく。関西弁と標準語と英語が混じって変な話し方になってしまう。』
と8割関西弁で話し
『今日は家族が来ているから緊張する』
とも。
そしてその家族の方々が、僕の横に設けられていた特別席に!
女性3名でイスに座って観賞されてました。
そして”First Love / Late Spring”
個人的に楽しみにしていた曲だったので感動。
マイクとスタンドを両手で握り、体をくねらせながら色っぽく歌唱。
「胸がはち切れそうで」
ここだけ日本語なのいいですよね。
Mitski曰く、ここの感情はこの日本語じゃないと表せられなかったそう。
”Francis Forever”では、曲中終始ステージの端から端を早歩きで往復し続けるパフォーマンス。
Mitskiワールドが加速する。
コンテンポラリーダンスでの表現を織り交ぜながら、次々と曲を歌い上げていく。
Mitskiの世界感に完全に引き込まれて、このあたりは記憶が飛ぶ。笑
”Townie”
僕が最も聴きたかった曲。
手を挙げて飛び跳ねイエーイ!と叫んだ。
近くにいた外国人グループもノリノリ。というかみんなノリノリだった。
会場の外国人率はかなり高め。
そのテンションのまま”Nobody”!
会場全体がさらに盛り上がる。
みんなで「ノーバディっノーーバディっ」と合唱。
次の”I Bet on Losing Dogs”ではなぜかライブが終わるような感覚がした。
閉店前の蛍の光を聞いた時のような感覚。
とても寂しくなったが、まだまだライブは終わらない。
ここで名曲”Your Best American Girl”
クライマックスでは、四股を踏むような動きや、腰を落とし空手を思わせるような連続パンチ。
そして”Why Didn’t You Stop Me?”で肩から上に向けて手をバタつかせ(顔を手であおぐような)、お腹をポンポン叩いて叫ぶような表現をして…って言葉では表現無理!笑
歌唱とダンス、圧倒的な表現を見せ”Geyser”(MCはさんだかも)
イントロと同時に歓声。美しく歌い上げ”Happy”
もう終始歌が美しい。曲毎に感動する。
力強く透き通った伸びのある声を、自由自在に操りながら聴かせてくれる。
で、”Come into the Water”でまた終わりを感じ寂しくなり、笑
”Drunk Walk Home”
後半、音源ではシャウトしまくる部分を体で表現。
ボディビルダーっぽい構えから、あばれ動き、腕を振り回しながら何度もジャンプして曲を締める。
本編最後の”My Body’s Made of Crushed Little Stars”ではギタリストからギターを受け取り、ソロでのかき鳴らし弾き語り。
以前のスタイルのような、エレキギターを弾きながらのパフォーマンスは圧巻。
これぞMitski、というイメージ通りの姿を見られた。
最後はマイクを軽くくわえて『あ”ぁ”!』と短く叫び、ギターを床に置いてはけていった。
アンコール
全く待たせることなく出てきてくれた。
Mitskiとキーボードの女性、2人だけでの”Two Slow Dancers”
この演出も素晴らしく、しっとりと心地よく歌い上げてくれた。前日のセットリストにはなかったし、家族席を他の曲にも増して見ていたので、なにか想いがあるのかな。 (追記:前日のステージでも披露していたみたいです)
『この曲で終わったらしんみりしちゃうので、明るく終わりましょう。音大時代に作った曲で、まさに音大生が作るような曲ですが。笑』
といってラスト。”Goodbye, My Danish Sweetheart”
まさかセルフリリース期の曲をやるとは!!
この曲を聴けて嬉しかった人はきっと多いはず。
最後は笑顔で手を振ってステージをあとにしていました。
MCがいくつか抜けていますが、家族にむけて
『こんな変な女になっちゃってすいません。笑』
や
『ここは、梅田? 梅田。 みんなが電車を乗り換える場所、梅田。 ですよね!!??』
みたいなことも言っていました。
そして何度も『ありがとう』とも
というか、普通に日本語話せるんだなって。笑
もっとカタコトかと思ってました。
初めてのMitskiのライブ、全体を通しての感想は
『美しい』
歌声も、表情も、踊りも、ひとつひとつの所作までも。
水を飲む動作にしても、必ず後ろを向いてしゃがみこみ一口飲む。
ありとあらゆる部分を使って、体全体、ステージ全体で表現する。
終始目が離せない。
見とれて、聴き入って、Mitskiの世界感に引き込まれ、どっぷりと浸かってしまう。
なんの飾りつけもないステージで、ここまで高い表現力、圧巻のパフォーマンスを見せられるアーティストはなかなかいない。
エネルギーが凄まじい。
これは少し気持ち悪い表現になるかもしれないけど、ライブ後、確実にMitskiに恋をしていた。
ホントに美しい。
素敵な時間をありがとうございました。と本人に伝えたい。
フジロックでのステージも必ずみる。
フェスでの化け方もとても楽しみ。
余談…
ツアー会場で先行販売されていた、『Be The Cowboy』の日本仕様限定LP。
ワインレッド・カラーヴァイナルをゲットしました!
カラー以外にも、ボーナストラックのダウンロードコードなど、特典がいくつか付いていました。
ポスターも!
昭和の映画のような、哀愁漂うこのポスター。
とても気に入ったので額に入れました。
雰囲気◎
これからしばらくはMitskiへの恋が止まりそうにありません。
ぜひ一度、ステージでMitskiを体感してほしいです。
男女関係なく、Mitskiに恋をしてしまうはず
Kimmy
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